高齢者の事故で最も多いのが「転倒」です。
特に在宅生活では、自宅の中での転倒が全体の7〜8割を占めるとも言われています。
しかし、ちょっとした日常の工夫で、転倒リスクは大きく減らすことができます。
この記事では、転倒を防ぐための動作・環境の工夫について、実例を交えて紹介します。
1.「立ち上がり」「方向転換」の動作に注意
転倒の多くは、椅子・トイレ・布団からの立ち上がり時や、振り返り・向きを変えるときに起きます。
これらの動作には、バランス能力と脚の筋力が求められます。
工夫のポイント:
- 立ち上がるときは、必ず手すりや肘掛けに手を添える
- 急に動かず、一呼吸置いてから行動する(立ちくらみ防止)
- 方向転換はゆっくりと小さな歩幅で行う
- 「つい手ぶらで動かない」意識を持つ(何かにつかまる習慣)
「ふらっと立ち上がってフラつく」を防ぐだけで、事故のリスクは大きく減ります。
2.「床の環境」を整える
意外と見落とされがちなのが、自宅の床や足元の環境です。
危険ポイントと改善例:
- 滑るマットや絨毯 → ずれないよう固定、もしくは撤去
- コード類の横断 → 配線を壁際にまとめる or カバーを設置
- 薄暗い廊下・トイレ → センサーライトや夜間照明の設置
- 布団の段差・脱げたスリッパ → ベッドの導入や滑りにくい履物の使用
**「つまずく要因を物理的に減らす」**ことで、そもそものリスクを減らすことができます。
3.「歩き方のクセ」に合わせた運動・マッサージの併用
高齢になると、歩幅が狭くなったり、すり足歩行になる傾向があります。
また、痛みや麻痺のある方は左右バランスが悪くなるため、ふらつきやすくなります。
こうした身体のクセに対しては、適切な運動指導や筋力維持が欠かせません。
訪問マッサージでできること:
- 股関節・膝関節の可動域を改善し、足を出しやすくする
- 筋肉の緊張を緩め、自然な姿勢や動きに戻す
- ふくらはぎや足首をケアし、バランス感覚をサポート
- 必要に応じて、立ち上がり動作や歩行練習も指導
自宅での生活だからこそ、その人の暮らしに合ったケアが必要です。
まとめ:転倒は「習慣」で防げる
転倒は、体力や年齢の問題だけではなく、日々の動き方や環境に左右される事故です。
- 慌てない
- つかまる
- 確かめてから動く この「3つの習慣」だけでも、大きな転倒予防になります。
そして、身体そのものを整えていくことも、忘れてはいけないポイントです。
リファイン八王子では、転倒予防も含めた訪問マッサージを行っており、状態に合わせたアドバイスも行っています。
「最近つまずきやすい」「歩くと不安定になってきた」
そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。
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