脳梗塞や脳出血など、脳卒中はある日突然起こります。そして退院後は、「これからどうリハビリを続けていけばいいのか?」と不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
リハビリは発症後の早期から、継続的に行うことがとても大切です。
この記事では、脳卒中後のリハビリにおいて必要なポイントを、在宅生活を見据えて解説します。
1.早期からの継続的リハビリが重要
脳卒中の発症後、最も回復しやすいのは発症から3〜6ヶ月までと言われています。
しかし、その期間を過ぎても、適切な刺激と運動を続けることで、機能の維持や生活の質の改善は可能です。
入院中は集中的なリハビリが行われますが、退院後に何もしない状態が続くと、再び筋力や関節の動きが失われてしまうことも。
在宅での継続的なリハビリが必要不可欠になります。
2.リハビリの目的は「生活に戻る」こと
リハビリと聞くと「運動をして体を鍛える」イメージがあるかもしれませんが、脳卒中後のリハビリの本質は、日常生活を取り戻すことです。
- ベッドから起きる
- トイレへ移動する
- 食事をする
- 会話を楽しむ
こうした日常生活動作(ADL)をできる限り自分で行えるようにすることが、リハビリの大きな目標です。
専門職によるリハビリはもちろん、訪問マッサージや運動療法を通じて、自宅での「できること」を増やしていくことが重要です。
3.脳卒中後に必要なリハビリの内容とは?
リハビリ内容は、麻痺の程度や部位によって異なりますが、代表的なものは以下のとおりです。
- 関節可動域訓練:動かない部分が固まらないように
- 筋力トレーニング:使える筋肉を活かし、代償運動も活用
- 歩行訓練:杖・歩行器・介助ありなど状態に応じて調整
- バランス訓練:転倒予防・ふらつき改善
- 日常生活動作訓練(ADL訓練):トイレ・食事・着替えの練習
これらをご本人の状態に合わせて、無理なく、継続的に行っていくことがカギです。
4.在宅でも続けられる「訪問リハビリ」「訪問マッサージ」
退院後は、通院が難しいケースも多くなります。
その際に活用できるのが、
- 訪問リハビリ(介護保険)
- 訪問マッサージ(健康保険)
訪問マッサージは、医師の同意があれば健康保険で利用でき、関節拘縮・筋緊張の緩和、循環改善を目的とした医療的なケアです。
麻痺側の筋肉のこわばりや浮腫、歩行前の準備などにも有効です。
継続的に身体に触れ、変化に気づき、生活動作に寄り添うケアが、ご本人とご家族の安心につながります。
5.ご家族・周囲の理解と支えも大切に
リハビリの成功には、周囲の理解と支援も不可欠です。
- 無理にやらせないこと
- 少しの変化も一緒に喜ぶこと
- 本人の意欲を大切にすること
特に脳卒中後は、うつ状態や意欲低下が見られることも多く、ただ体を動かすだけでなく、心のケアもリハビリの一部です。
まとめ
脳卒中のリハビリには、「専門的な視点」と「生活に寄り添った継続」が必要です。
早期から始め、退院後も在宅で続けられるケアを選ぶことが、再発予防と生活の質の維持に大きくつながります。
「何から始めたらいいかわからない」
「通院が難しくて困っている」
「麻痺や動きの硬さが気になってきた」
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。リファインでは、在宅生活を支える専門的なケアをご提供しています。
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