【実際に多い転倒パターンと予防策】家庭内の“ヒヤリ”を減らすために

「自宅の中で転んでしまった」

「ちょっとした段差でつまずいた」

そんな経験はありませんか?

実は、高齢者の転倒の多くは、屋外ではなく“自宅の中”で起こっています

そしてその多くが、少し意識するだけで防げるものであることをご存知でしょうか?

今回は、実際によくある転倒パターンと、その予防策をわかりやすくご紹介します。


目次

1.立ち上がり・歩き始めの転倒

【よくある状況】

  • ソファや布団から急に立ち上がったとき
  • トイレ後に急いで戻ろうとしたとき
  • 立ちくらみでバランスを崩す

【原因】

  • 下肢筋力の低下
  • 姿勢を整える前に動き出す
  • 起立性低血圧(急に立って血圧が下がる)

【予防策】

  • 立ち上がる前に数秒静止してから動く習慣
  • 手すりや支えを使って立ち上がる
  • 立ちくらみがある人は、頭を下げず、ゆっくりと動く

2.夜間・早朝のトイレ移動中の転倒

【よくある状況】

  • トイレまでの廊下で足元が見えず、つまずく
  • スリッパが脱げたり滑ったりする
  • 暗がりで物に気づかず転倒

【原因】

  • 視界が悪くなる
  • 足元の不安定さ
  • 判断力・反応速度の低下

【予防策】

  • センサーライトや常夜灯の設置
  • 滑りにくく脱げにくい履物を使用
  • ベッド横からトイレまでに障害物を置かない

3.段差や敷居でのつまずき

【よくある状況】

  • 玄関の段差
  • 和室の敷居
  • 風呂場の出入り口

【原因】

  • 足が十分に上がらない(すり足歩行)
  • 足元への注意が散漫
  • 筋力・柔軟性の低下

【予防策】

  • 段差部分に目印テープやスロープを設置
  • 足の上がりを意識した歩行練習や筋トレ
  • 入浴前後はゆっくりと動くよう習慣化

4.方向転換時のふらつき・転倒

【よくある状況】

  • 廊下や部屋で方向を変えるときにバランスを崩す
  • 家具の角でぶつかってしまう

【原因】

  • 筋力・バランス能力の低下
  • 急に動こうとすることによる姿勢崩れ

【予防策】

  • 方向転換は小さな歩幅でゆっくり行う
  • 家具の配置は広めにとる(曲がる余裕をつくる)
  • バランス訓練や体幹を意識した運動習慣

5.身体のこわばりや痛みによる転倒

【よくある状況】

  • 長時間の座位や就寝後の動き始めにふらつく
  • 麻痺側や痛みのある部位をかばってバランスを崩す

【原因】

  • 関節の可動域制限
  • 筋肉の緊張(痙縮)や痛み
  • 麻痺やしびれの影響

【予防策】

  • 訪問マッサージで筋肉や関節をほぐす
  • 動き出す前の軽いストレッチを習慣化
  • 麻痺側をサポートする福祉用具の活用

転倒の予防は「身体」だけでなく「環境」も

転倒予防の鍵は、①身体の状態を整えることと、②生活環境を見直すことの両立です。

そして、どちらも「誰かの目」「誰かの支え」があることで、より安心して取り組むことができます。

私たちリファインでは、訪問医療マッサージの現場で、

  • 関節や筋肉の調整
  • バランス改善のための運動指導
  • ご自宅内の危険箇所のアドバイス なども行っています。

「最近つまずきやすい」「歩くとふらつく」などの不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。


お問い合わせ・ご相談はこちらから

リファイン八王子(訪問医療マッサージ)

〒192-0911 東京都八王子市打越町345−2 京王北野マンション Cー103
電話:042-649-9994
ホームページ:https://refinepossible.com/

▶ 八王子市内・周辺地域への訪問に対応しています


系列店情報

りふぁいん鍼灸整骨院 八王子北野店

〒192-0911 東京都八王子市打越町345−2 京王北野マンション Cー103
電話:042-649-9994
ホームページ:https://refinepossible.com/

リファイン草加

〒340-0016 埼玉県草加市中央1丁目1−16
電話:048-951-1386
ホームページ:https://refinepossible-soka.com/

りふぁいん鍼灸整骨院 草加店

〒340-0016 埼玉県草加市中央1丁目1−16
電話:048-933-9405
ホームページ:https://refinesoka.com/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次